1856安政3年

武田半蔵が茶道を通じての友人でもあった池田藩筆頭家老・伊木三猿忠澄の依頼を受けてきびだんごを商品化。この年、廣榮堂武田を創業する。

1877明治10年

武田浅次郎が二代目就任。「いいものを使い真心をこめて作ればきっとよいものができる」という浅次郎の信念は現在も引き継がれている。

1892明治25年

「日本にふたつとあらぬ吉備団子 むべあじわひに名を得しや是」。二代目浅次郎が謹製したきびだんごに対して、明治天皇から御製を賜る。

1912明治45年

備前国印の釘抜きを、当時としては貴重な登録商標として特許庁に出願。この登録商標は現在も廣榮堂武田が所有している。

1961昭和36年

岡山駅東口駅前に商業施設「岡山会館」が開館。廣榮堂武田はオープン時から地階に店舗を構える。その後、1974年（昭和49年）にオープンした中四国で最大の地下街「岡山一番街」にもオープン当初から出店。

1978昭和51年

伝統のきびだんごに挽きたての国産きなこをまぶした「きなこきびだんご」販売開始。一躍人気商品に。1981年には「白桃ゼリー」を発売。

2000平成12年

香りにこだわった本格的な生チョコを伝統的なきびだんご生地で包んだ「生チョコもち」の販売を開始。きびだんごの新たな顔として発売当初から人気に。